Changes between Initial Version and Version 1 of WikiFormatting


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Apr 16, 2010, 5:24:26 PM (15 years ago)
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trac
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  • WikiFormatting

    v1 v1  
     1= Wiki 文法 = #WikiFormatting
     2[[TracGuideToc]]
     3
     4Wiki マークアップは Trac のコアとなる機能です。他のパーツと緊密に統合することによって、 Trac をフレキシブルかつ強力にしています。
     5
     6Trac は小さく強力な Wiki レンダリングエンジンを内蔵しています。この Wiki エンジンは、他のポピュラーな Wiki からのコマンドの強化サブセットを実装しています。
     7(特に [http://moinmoin.wikiwikiweb.de/ MoinMoin])
     8
     9
     10このページは、 WikiFormatting でフォーマットできる文法の文例集です。
     11
     12
     13== フォント書式 == #FontStyles
     14
     15Trac の Wiki は以下のフォント書式に対応しています:
     16{{{
     17 * '''ボールド''', '''!''' この箇所もボールドになります''', '''! '''
     18 * ''イタリック''
     19 * '''''ボールドイタリック'''''
     20 * __アンダーライン__
     21 * {{{モノスペース}}} or `モノスペース`
     22 * ~~取り消し線~~
     23 * ^上付き文字^
     24 * ,,下付き文字,,
     25}}}
     26
     27表示内容:
     28 * '''ボールド''', '''!''' この箇所もボールドになります''', '''! '''
     29 * ''イタリック''
     30 * '''''ボールドイタリック'''''
     31 * __アンダーライン__
     32 * {{{モノスペース}}} or `モノスペース`
     33 * ~~取り消し線~~
     34 * ^上付き文字^
     35 * ,,下付き文字,,
     36
     37Notes:
     38 * `{{{...}}}`と {{{`...`}}} コマンドは表示を等角フォントにするだけではなく、内容を整形済みテキストとして扱います。つまりテキストに対して、どのような Wiki 処理も行いません。
     39 * {{{ ! }}} は wiki パーサに wiki フォーマットとして解釈しないように伝えます。なので、 ! の後ろにスペースを置くことに注意して下さい。例えば、太字で行が終わるようなときです。
     40
     41== 見出し == #Headings
     42
     431 文字から 5 文字の「イコール '='」を行頭に置き、 1 文字のスペースに続けてタイトルを置くと、
     44見出しになります。見出しの行末は1文字のスペースに続けて、行頭と同じ数の ''イコール (=)'' を
     45置きます。
     46見出しに続いて id 属性を明示的に付与することが出来ます。付与しない場合、暗黙の読み取り可能な id 属性が生成されます。
     47'''(訳注: 明示的に付与する id 属性では日本語は使用できないようです。)'''
     48
     49例:
     50{{{
     51= 見出し (第1レベル) =
     52== 見出し (第2レベル) ==
     53=== 見出し (第3レベル) ===
     54=== 明示的な id === #using-explicit-id-in-heading
     55}}}
     56
     57表示内容:
     58= 見出し (第1レベル) =
     59== 見出し (第2レベル) ==
     60=== 見出し (第3レベル) ===
     61=== 明示的な id === #using-explicit-id-in-heading
     62
     63== 改行 == #Paragraphs
     64
     652 つのテキストブロックの間に 1 行以上の空行がある場合、新しい段落として改行を行います。
     66
     67強制的に改行だけを行いたい場合、このように書いてください:
     68{{{
     691行目[[BR]]2行目
     70}}}
     71以下のように表示されます:
     72
     731行目[[BR]]2行目
     74
     75
     76== リスト == #Lists
     77
     78番号付きリストと番号無しリストの両方があります。
     79
     80例:
     81{{{
     82 * Item 1
     83   * Item 1.1
     84      * Item 1.1.1   
     85      * Item 1.1.2
     86      * Item 1.1.3
     87   * Item 1.2
     88 * Item 2
     89
     90 1. Item 1
     91   a. Item 1.a
     92   a. Item 1.b
     93      i. Item 1.b.i
     94      i. Item 1.b.ii
     95 1. Item 2
     96番号付きリストでは、番号を指定することもできます:
     97 3. Item 3
     98}}}
     99
     100表示内容:
     101 * Item 1
     102   * Item 1.1
     103      * Item 1.1.1
     104      * Item 1.1.2
     105      * Item 1.1.3
     106   * Item 1.2
     107 * Item 2
     108
     109 1. Item 1
     110   a. Item 1.a
     111   a. Item 1.b
     112      i. Item 1.b.i
     113      i. Item 1.b.ii
     114 1. Item 2
     115番号付きリストでは、番号を指定することもできます:
     116 3. Item 3
     117
     118リストマーカーの前にスペースを一つ以上置かなければなりません。スペースがない場合、通常のパラグラフとして扱われます。
     119
     120
     121== 用語定義リスト == #DefinitionLists
     122
     123
     124Wikiは用語定義リストも作成できます。
     125
     126例:
     127{{{
     128 llama::
     129   毛の生えた哺乳類の一種。
     130 ppython::
     131   毛がない爬虫類の一種。
     132   (typoを見つけたかい?)
     133}}}
     134
     135表示内容:
     136 llama::
     137   毛の生えた哺乳類の一種。
     138 ppython::
     139   毛がない爬虫類の一種。
     140   (typoを見つけたかい?)
     141
     142定義する用語の前にスペースが一つ必要なことを忘れないで下さい。
     143
     144
     145== 整形済みテキスト == #PreformattedText
     146
     147整形済みテキストを含むブロックは、ソースコードの一部や、ノート、例示に適しています。引用ブロックとしたいテキストの前後を、 3 つの ''ブレース (curly braces)'' で括ってください。ブレースは独立した行に置かなければいけません。
     148 
     149例:
     150{{{
     151 {{{
     152  def HelloWorld():
     153      print "Hello World"
     154 }}}
     155}}}
     156
     157表示内容:
     158{{{
     159 def HelloWorld():
     160     print "Hello World"
     161}}}
     162
     163
     164== 引用ブロック == #Blockquotes
     165
     166段落を引用ブロックとしてマークするには、段落を 2 個のスペースでインデントします。
     167
     168例:
     169{{{
     170  This text is a quote from someone else.
     171}}}
     172
     173表示内容:
     174  This text is a quote from someone else.
     175
     176== 引用 == #DiscussionCitations
     177
     178進行中の議題のスレッド、チケットのコメントエリアなどで引用を表すために、メールライクな引用マーク (">", ">>" など) が使用できます。
     179
     180例:
     181{{{
     182>> Someone's original text
     183> Someone else's reply text
     184My reply text
     185}}}
     186
     187表示内容:
     188>> Someone's original text
     189> Someone else's reply text
     190My reply text
     191
     192''Note: いくつかの WikiFormatting の要素、 表やあらかじめ整形されたテキストは引用エリアでは整形が崩れてしまいます。きれいな引用を作るには再整形が必要になるでしょう。''
     193
     194== 表 == #Tables
     195
     196簡単なテーブルはこのように記述します:
     197{{{
     198||Cell 1||Cell 2||Cell 3||
     199||Cell 4||Cell 5||Cell 6||
     200}}}
     201
     202表示内容:
     203||Cell 1||Cell 2||Cell 3||
     204||Cell 4||Cell 5||Cell 6||
     205
     206より複雑なテーブルは [wiki:WikiRestructuredText#より大きいReSTの例 reStructuredText]
     207を使用して書くことができます。
     208
     209
     210== リンク == #Links
     211
     212WikiPageNames や URL は自動的にハイパーリンクされます。 !WikiPageLinks を無効化したい場合、 {{{!WikiPageLink}}} のように、エクスクラメーションマーク (!) を語頭に置きます。
     213
     214例:
     215{{{
     216 TitleIndex, http://www.edgewall.com/, !NotAlink
     217}}}
     218
     219表示内容:
     220 TitleIndex, http://www.edgewall.com/, !NotAlink
     221
     222リンク先そのものでなくリンク先の内容説明やタイトルを表示させたい場合、角括弧 (square bracket) で括り、リンクに続いて 1 文字の空白を開けて記述します。もし説明のタイトルが省略された場合、そして明確なプレフィックスが記述されなかったとき、外部へのリンクにはなりません。これは WikiPageNames の仕様に準拠できない Wiki ページを使いたい場合に役に立ちます。
     223
     224例:
     225{{{
     226 * [http://www.edgewall.com/ Edgewall Software]
     227 * [wiki:TitleIndex Title Index]
     228 * [wiki:ISO9000]
     229}}}
     230
     231表示内容:
     232 * [http://www.edgewall.com/ Edgewall Software]
     233 * [wiki:TitleIndex Title Index]
     234 * [wiki:ISO9000]
     235
     236== Trac リンク == #TracLinks
     237
     238Wiki ページでは Trac の他のコンポーネントに直接リンクできます。チケット、レポート、チェンジセット、マイルストーン、ソースファイル、他の Wiki ページへは以下のようにリンクを記述します:
     239{{{
     240 * チケット: #1 もしくは ticket:1
     241 * レポート: {1} もしくは report:1
     242 * チェンジセット: r1, [1] もしくは changeset:1
     243 * ...
     244}}}
     245
     246表示内容:
     247 * チケット: #1 もしくは ticket:1
     248 * レポート: {1} もしくは report:1
     249 * チェンジセット: r1, [1] もしくは changeset:1
     250 * ...
     251
     252Trac は他にも多くの種類のリンクを使用することができます。より詳しい情報は TracLinks を参照してください。
     253
     254
     255== リンクの無効化 == #EscapingLinksandWikiPageNames
     256
     257エクスクラメーションマーク (!) を語頭に付与することで、 TracLinks が出力するハイパーリンクを無効化できます。
     258
     259例:
     260{{{
     261 !NoHyperLink
     262 !#42 はリンクではありません。
     263}}}
     264
     265表示内容:
     266 !NoHyperLink
     267 !#42 はリンクではありません。
     268
     269
     270== 画像 == #Images
     271
     272URL が `.png`, `.gif` or `.jpg` で終わっている場合、自動的にイメージへのリンクとはならずに `<img>` タグに変換されます。
     273
     274現在では `[[Image]]` マクロを使用しなければなりません。画像を表示する最も簡単な方法は、現在のページへの添付ファイルとして画像をアップロードし、 `[[Image(picture.gif)]]` のようにファイル名を指定してマクロを呼び出す方法です。
     275
     276現在のページに加えて、他のリソースを参照することも可能です。
     277 * `[[Image(wiki:WikiFormatting:picture.gif)]]` (referring to attachment on another page)
     278 * `[[Image(ticket:1:picture.gif)]]` (file attached to a ticket)
     279 * `[[Image(htdocs:picture.gif)]]` (referring to a file inside project htdocs)
     280 * `[[Image(source:/trunk/trac/htdocs/trac_logo_mini.png)]]` (a file in repository)
     281
     282表示例: [[Image(htdocs:../common/trac_logo_mini.png)]]
     283
     284
     285`[[Image()]]` マクロに関するより詳しい情報は WikiMacros に記載されています。
     286
     287
     288== マクロ == #Macros
     289
     290マクロは、動的コンテンツを Wiki ページに挿入するための ''カスタム関数'' です。
     291
     292例:
     293{{{
     294 [[RecentChanges(Trac,3)]]
     295}}}
     296
     297表示内容:
     298 [[RecentChanges(Trac,3)]]
     299
     300使用方法とインストールされているマクロの一覧は WikiMacros に記述されています。
     301
     302
     303== プロセッサ == #Processors
     304
     305Trac は WikiProcessors の機能によって、 Wiki 以外のマークアップにも対応しています。例えば、プロセッサとしてページの描画に
     306[wiki:WikiRestructuredText reStructuredText] や [wiki:WikiHtml HTML] を使用することができます。
     307
     308例1:
     309{{{
     310#!html
     311<pre class="wiki">{{{
     312#!html
     313&lt;h1 style="text-align: right; color: blue"&gt;HTMLテスト&lt;/h1&gt;
     314}}}</pre>
     315}}}
     316
     317表示内容:
     318{{{
     319#!html
     320<h1 style="text-align: right; color: blue">HTMLテスト</h1>
     321}}}
     322
     323例:
     324{{{
     325#!html
     326<pre class="wiki">{{{
     327#!python
     328class Test:
     329
     330    def __init__(self):
     331        print "Hello World"
     332if __name__ == '__main__':
     333   Test()
     334}}}</pre>
     335}}}
     336
     337表示内容:
     338{{{
     339#!python
     340class Test:
     341    def __init__(self):
     342        print "Hello World"
     343if __name__ == '__main__':
     344   Test()
     345}}}
     346
     347Perl:
     348{{{
     349#!perl
     350my ($test) = 0;
     351if ($test > 0) {
     352    print "hello";
     353}
     354}}}
     355
     356より詳細な情報は WikiProcessors に記載されています。
     357
     358
     359== コメント == #Comments
     360
     361コメントをプレーンテキストに追加することができます。コメントはレンダリングされず、プレーンテキスト形式でのみ表示されます。
     362{{{
     363{{{
     364#!comment
     365Your comment here
     366}}}
     367}}}
     368
     369
     370== その他 == #Miscellaneous
     371
     3724 文字以上のハイフン (-) は水平ライン (<hr>) に置き換えられます。
     373
     374例:
     375{{{
     376 ----
     377}}}
     378
     379表示内容:
     380----
     381
     382
     383
     384----
     385See also: TracLinks, TracGuide, WikiHtml, WikiMacros, WikiProcessors, TracSyntaxColoring.