Changes between Version 1 and Version 2 of TracReports
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- Oct 12, 2010, 8:57:27 PM (14 years ago)
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TracReports
v1 v2 17 17 ''これによって、ナビゲーションバーの "チケットを見る" (英語版では "View Tickets") でのデフォルトのハンドラがクエリモジュールになります。もし可能ならば、この設定を有効にして、レポート機能がなくなることによって生じる不都合を報告してください。'' 18 18 19 '''''ほとんど確実に httpd を再起動する必要があるでしょう。'''''20 19 21 20 レポートは以下の基本的なパーツから構成されます: 22 * '''ID''' --ユニークな (連番の) 識別子23 * '''レポート名 (Title)''' --レポートのタイトル24 * '''説明 (Description)''' --WikiFormatting で記述された、レポートの説明。25 * '''レポート本体 (Report Body)''' --後に述べるフォーマットで規定された、レポートクエリの結果。26 * '''フッタ (Footer)''' --レポート本体を異なる形式でダウンロードするためのリンク。21 * '''ID''' — ユニークな (連番の) 識別子 22 * '''レポート名 (Title)''' — レポートのタイトル 23 * '''説明 (Description)''' — WikiFormatting で記述された、レポートの説明。 24 * '''レポート本体 (Report Body)''' — 後に述べるフォーマットで規定された、レポートクエリの結果。 25 * '''フッタ (Footer)''' — レポート本体を異なる形式でダウンロードするためのリンク。 27 26 28 27 == ソートの並び順変更 == #ChangingSortOrder … … 32 31 33 32 == レポートの番号を変更する == #ChangingReportNumbering 34 レポートの ID を変更する必要がある場合があるかもしれませんが、おそらくレポート自体を編集する方がベターです。というのも Trac のデータベースを変更する必要があるからです。 ''report'' 表は以下のようなスキーマとなっています (0.10 相当):33 レポートの ID を変更する必要がある場合があるかもしれませんが、おそらくレポート自体を編集する方がベターです。というのも Trac のデータベースを変更する必要があるからです。 ''report'' 表は以下のようなスキーマとなっています ''(0.10 以降)'': 35 34 * id integer PRIMARY KEY 36 35 * author text … … 44 43 メンテナンス結果、データベースの一貫性を保つ必要があることに留意してください (例えば ID はユニークでなければなりませんし、 SQLite などデータベースの上限値を超えることはできません)。 45 44 45 保存されたレポートやクエリのレポート番号も更新したり削除したりする必要があるでしょう。 46 46 47 == チケットをナビゲート == #NavigatingTickets 47 48 レポートクエリ結果の 1 チケットをクリックするとそのチケットが表示されるでしょう。表示されたチケットのメインメニューバーのすぐ下にある ''次のチケット'' (英語版では ''Next Ticket'') または ''前のチケット'' (英語版では ''Previous Ticket'') リンクをクリックすることによって他のチケットに移動するか、''レポートに戻る'' (英語版では ''Back to Report'') リンクをクリックしてレポートページに戻ることができます。 48 49 49 あなたは安全にチケットを編集することができます。またチケットの編集結果を保存した後で、 次のチケット/前のチケット/レポートに戻る (英語版では Next/Previous/Back to Report) のリンクを使用して結果を行き来することが可能です。しかし、あなたがチケットへの操作を終えてレポートに戻るときに、どのチケットが変更されたかのヒントは表示されません。この動作はカスタムクエリの動作とは異なります。 (カスタムクエリについては TracQuery#NavigatingTickets を参照して下さい) 。 ''(0.11 以降 )''50 あなたは安全にチケットを編集することができます。またチケットの編集結果を保存した後で、 ''次のチケット/前のチケット/レポートに戻る'' (英語版では ''!Next/Previous/Back to Report'') のリンクを使用して結果を行き来することが可能です。しかし、あなたがチケットへの操作を終えてレポートに戻るときに、どのチケットが変更されたかのヒントは表示されません。この動作はカスタムクエリの動作とは異なります。 (カスタムクエリについては TracQuery#NavigatingTickets を参照して下さい) 。 ''(0.11 以降 )'' 50 51 51 52 == ダウンロードできるフォーマット == #AlternativeDownloadFormats … … 56 57 === カンマ区切りテキスト - CSV (Comma Separated Values) === #Comma-delimited-CSVCommaSeparatedValues 57 58 1 レコードを 1 行として、各カラムをカンマ (',') で区切ったプレーンテキストとしてダウンロードできます。 58 '''Note:''' CSV 形式を保つため、各カラムのデータに改行文字やカンマがある場合、その位置で切り取られます。59 '''Note:''' 各カラムのデータに改行文字やカンマがある場合、エスケープされて出力されます。 59 60 60 61 === タブ区切り === #Tab-delimited … … 99 100 各カラムに対応する属性の詳細な説明は、 TracTickets に記述しています。 100 101 101 '''優先度順、登録日時順の全未解決チケット''' 102 103 '''例:''' ''優先度順、登録日時順の全未解決チケット'' 102 例: '''優先度順、登録日時順の全未解決チケット''' 104 103 {{{ 105 104 SELECT id AS ticket, status, severity, priority, owner, 106 time ascreated, summary FROM ticket105 time AS created, summary FROM ticket 107 106 WHERE status IN ('new', 'assigned', 'reopened') 108 107 ORDER BY priority, time 109 108 }}} 110 109 111 112 ---- 113 110 --- 114 111 115 112 == 上級トピック: 動的変数の使用 == #AdvancedReports:DynamicVariables … … 141 138 142 139 === 特殊な定数 === #SpecialConstantVariables 143 実用的なレポート のために、定義済みの動的変数が用意されています。これらは URL に値を設定しなくても、自動的に値が割り当てられます。140 実用的なレポートにするために、自動的に値が設定される動的変数が用意されています。(URL で指定されると上書かれます) 144 141 145 142 * $USER -- ログインに使用したユーザ名。 … … 165 162 166 163 === 自動的に整形されるカラム名 === #Automaticallyformattedcolumns 167 * '''ticket''' -- チケットの ID が入っているカラムで使用します。該当する ID のカラムにハイパーリンクされます。 (訳注: `summary` というカラム名もチケットにハイパーリンクされます。日本語版では `概要` でもリンクします。) 168 * '''created, modified, date, time''' -- 日付や時刻に整形されます。 (訳注: `datetime` という列名にすると日時で整形されます。日本語版では `時刻` で終わるカラムは `time` に、 `日付` で終わるカラムは `date` に、 `日時` で終わるカラムは `datetime` に、それぞれ整形されます。) 169 170 * '''description''' -- チケットの説明が入っているカラムで使用します。 Wiki エンジンで処理されます。 (訳注: 日本語版では `説明` でも整形されます。) 164 * '''ticket''' — チケットの ID が入っているカラムで使用します。該当する ID のカラムにハイパーリンクされます。 (訳注: `summary` というカラム名もチケットにハイパーリンクされます。日本語版では `概要` でもリンクします。) 165 * '''id''' — '''realm''' が指定されない場合は、 '''ticket''' と同じです。 166 * '''realm''' — '''id''' と同時に使用します。チケット以外のリソースにリンクを行う場合に使用します。 (e.g. ''wiki'' のレルムに ''id'' としてページ名を組み合わせると、 Wiki ページへのリンクを生成します) 167 * '''created, modified, date, time''' — 日付や時刻に整形されます。 (訳注: `datetime` という列名にすると日時で整形されます。日本語版では `時刻` で終わるカラムは `time` に、 `日付` で終わるカラムは `date` に、 `日時` で終わるカラムは `datetime` に、それぞれ整形されます。) 168 * '''description''' — チケットの説明が入っているカラムで使用します。 Wiki エンジンで処理されます。 (訳注: 日本語版では `説明` でも整形されます。) 171 169 172 170 '''例:''' 173 171 {{{ 174 SELECT id as ticket, created, status, summary FROM ticket 175 }}} 172 SELECT id AS ticket, created, status, summary FROM ticket 173 }}} 174 175 これらのカラムは定義しても非表示にすることができます。方法は [#column-syntax 下記] を参照してください。 176 177 ''ticket'' 以外のレルムに対するレポートの作成方法については [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/Configuration/Reports CookBook/Configuration/Reports] を参照してください。 176 178 177 179 '''訳注''': Trac-0.11.1.ja1 以降のバージョンで作成した Environment では、デフォルトのレポートに日本語での整形ルールが適用されています。このような Environment を本家版 Trac で使用したい場合は各レポートの SQL を編集し、上記の日本語のカラム別名を英語に変更してください。 … … 181 183 ''整形用のヒント'' として扱われ、レコードの整形が行われます。 182 184 183 * '''`__group__`''' -- 指定されたカラムで、表示がグループ化されます。各グループは、それぞれセクションヘッダとクエリ結果の表を持ちます。 184 * '''`__color__`''' -- 1 から 5 の数値である必要があります。値によって、あらかじめ定義された色付けが行われます。一般的な使用法は、優先度別の色付けです。 185 * '''`__group__`''' — 指定されたカラムで、表示がグループ化されます。各グループは、それぞれセクションヘッダとクエリ結果の表を持ちます。 186 * '''`__grouplink__`''' — グループ化した場合の各グループのヘッダで生成するリンク先の URL を指定します。この URL は各グループの最初の行にだけ付与されます。 187 * '''`__color__`''' — 1 から 5 の数値である必要があります。値によって、あらかじめ定義された色付けが行われます。一般的な使用法は、優先度別の色付けです。 185 188 {{{ 186 189 #!html … … 193 196 </div> 194 197 }}} 195 * '''`__style__`''' --CSS 形式でレコードを整形できます。196 197 '''例:''' ''マイルストーン別未解決チケット (優先度別色付け )''198 * '''`__style__`''' — CSS 形式でレコードを整形できます。 199 200 '''例:''' ''マイルストーン別未解決チケット (優先度別色付け, グループのヘッダでマイルストーンにリンク)'' 198 201 {{{ 199 202 SELECT p.value AS __color__, 200 203 t.milestone AS __group__, 204 '../milestone/' || t.milestone AS __grouplink__, 201 205 (CASE owner WHEN 'daniel' THEN 'font-weight: bold; background: red;' ELSE '' END) AS __style__, 202 206 t.id AS ticket, summary … … 210 214 取り出しています。 211 215 212 === 行単位のレイアウト変更 === # Changinglayoutofreportrows216 === 行単位のレイアウト変更 === #column-syntax 213 217 デフォルトでは、全てのカラムで1行を使い、上記の指定がされていれば、 214 218 フォーマットされた形式で HTML に表示されます。それだけでなく、 215 219 これから挙げる指定によって、複数行にわたってのレイアウトを行うことができます。 216 220 217 * '''`column_`''' -- ''改行''。 カラム名の語尾にアンダースコア ('_') を付与した場合、以降のカラムは次の行で表示されます。 218 219 * '''`_column_`''' -- ''全行表示''。 カラム名の前後にアンダースコア ('_') を付与した場合、そのカラムは続く行で全てのカラム幅を使って表示されます。 220 221 * '''`_column`''' -- ''データを非表示にする''。 カラム名の語頭にアンダースコア ('_') を付与した場合、 HTML 出力では非表示になります。これは (CSV や RSS のような) 別フォーマットでのダウンロード時にだけ見たい情報であるときに使います。 221 * '''`column_`''' — ''改行''。 カラム名の語尾にアンダースコア ('_') を付与した場合、以降のカラムは次の行で表示されます。 222 223 * '''`_column_`''' — ''全行表示''。 カラム名の前後にアンダースコア ('_') を付与した場合、そのカラムは続く行で全てのカラム幅を使って表示されます。 224 225 * '''`_column`''' — ''データを非表示にする''。 カラム名の語頭にアンダースコア ('_') を付与した場合、 HTML 出力では非表示になります。これは (CSV や RSS のような) 別フォーマットでのダウンロード時にだけ見たい情報であるときに使います。 226 この機能ではあらゆるカラムを非表示にできます。リソースの特定などで他のカラムが異存しているような場合に有用です。たとえば `id as _id` とすることで、 '''Id''' カラムは非表示となりますが、チケットへのリンクは正しく生成されます。 222 227 223 228 '''例:''' ''アクティブなチケットを、マイルストーンでグループ化し、優先度で色付け、チケットの説明を multi-line レイアウトでリスト表示する''