| 75 | |
| 76 | それでは順を追って説明しましょう。まずは XML ファイルから。 |
| 77 | |
| 78 | {{{ |
| 79 | <movie width="320" height="320" framerate="15"> |
| 80 | }}} |
| 81 | |
| 82 | <movie> タグの width 属性と height 属性は、それぞれ Flash ムービーの横幅と高さを指定します。この大きさで表示するとちょうどきれいに表示される、ぐらいの意味合いで捉えましょう。実際にブラウザ等で表示した場合、引き延ばされたりすると思いますが、その場合でも座標値 (320, 320) が画面の一番右下になる、という意味です。 |
| 83 | |
| 84 | framerate 属性は、その名の通り Flash ムービーのフレームレートを指定します。これらの指定は、 MTASC コマンドで -header オプションを使用する際に指定する 3つの値と同義になります。 |
| 85 | |
| 86 | {{{ |
| 87 | <background color="#000000"/> |
| 88 | }}} |
| 89 | |
| 90 | <background> タグを用いることで、 Flash ムービーの背景を設定することができます。ここでは color 属性を使用し、黒を表す RGB 値 "#000000" を指定しています。 |
| 91 | |
| 92 | {{{ |
| 93 | <frame> |
| 94 | <library> |
| 95 | <clip id="fig_kuma" import="kuma.png" /> |
| 96 | </library> |
| 97 | </frame> |
| 98 | }}} |
| 99 | |
| 100 | <frame> タグは、 Flash ムービーのフレーム 1つ分を表す要素です。 <library> タグは、<frame> タグの中に記述することができ、画像などの情報をライブラリリソースとして登録するのに用いる要素です。 <clip> タグは、 <library> タグの中で、実際に取り込む画像などの情報を指示するのに用いるタグです。 |
| 101 | |
| 102 | <clip> タグの import 属性では、取り込む画像などの情報をファイルからインポートする場合に、そのファイル名を指定します。 id 属性は、取り込んだ画像などの情報に割り当てる ID 名です。 !ActionScript プログラムからは、この ID 名を使用して画像などの情報を特定します。 |
| 103 | |